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認知症の高齢者の消費者トラブルが1万件超 国民生活センター
2014年09月17日
認知症の高齢者の消費者トラブルに関する相談は、昨年度初めて1万件を超えたことが分かり、国民生活センターが注意を呼びかけている。
認知症高齢者のトラブル件数が過去最高に
周囲のケアがなければ被害が発覚しにくい
国民生活センターによると、60歳以上の認知症の人の消費者トラブルに関する相談は、昨年度1年間で全国の消費生活センターに1万1,499件が寄せられ、過去最多だった前年度(9,643件)より1,856件増えた。
相談内容は、健康食品の送りつけ商法などの他、ふとんや住宅リフォーム工事などが多い。近年ではインターネットに関連した通信回線の契約のトラブルが増えているという。また、高齢者本人がテレビやカタログの通信販売で、商品を大量に購入する事例も報告されている。
周囲のケアがなければ被害が発覚しにくい


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