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スローカロリー研究会設立記念講演会、参加者募集のお知らせ

 健康づくりに対するスローカロリーの可能性を様々な領域から研究、発信、蓄積を行うことを目的に2月10日、一般社団法人スローカロリー研究会(事務局:東京都港区、理事長:宮崎 滋)が設立しました。つきましては、設立を記念して医療・保健指導スタッフを対象に「日本人の食生活はスローカロリーが解決する」をテーマに講演会を開催いたします。スローカロリー製品のお土産付き。奮ってのご参加をお待ちしております!

 現代日本の食生活は、バラエティに富んだ食文化とともに、健康づくりを意識した市場マーケットをも成長させてきました。特定保健用食品(トクホ)をはじめ、4月からスタートする栄養機能表示等、 "健康づくりのための食生活"というテーマは国策のひとつとなっています。

 いわゆる3大栄養素の中では、エネルギー(カロリー)摂取量が昔から最も注目され、食事量の目安として様々なシーンで活用されてきました。これに加え、昨今では「低糖質ダイエット」が一般生活者の間でも関心が高まっています。共通するのは、カロリーも糖質も"カット"することであり、それらを減らすことで体重減少をめざしていくというものです。しかし、肥満とともに"やせ"も同時にクローズアップされており、食の問題は単に"量"の加減だけでは解決が難しいとの実感を、多くの現場指導者達はもっているようです。

 人はそれぞれの生活環境の中で、年齢や体調、趣向に合った食を選択しなくてはなりません。中でも、糖質は私たちが生きるために必要なエネルギー源であり、思考や活動のために中心的な役割を果たしています。糖質摂取量が極端に落ちると、思考力や活動力も落ち、栄養バランスが崩れてきます。つまり、糖質を適切に摂取すべき人がいるということです。糖尿病患者さんはもちろん、成長期の子どもや妊婦さん、高齢者、体力を必要とする職種に就いている人、持久力や瞬発力を必要とするスポーツ選手など、様々です。では、必要なエネルギー量、栄養バランスを維持しながら、糖質を上手に摂取するにはどうしたらよいのか?巷ではあまり議論されていないように見受けられます。

 そこで注目されているのが「スローカロリー」です。「スローカロリー」は、糖質の"質"、"摂り方"に着目した考え方です。狭義ではゆっくりと消化吸収できる糖質(エネルギー)を摂ることで、急激な血糖上昇、過剰な脂肪蓄積を抑えること。そのために、食物繊維の多いものをメニューに取り入れ、たくさん噛み、時間をかけてゆっくり食事を摂る。そして規則正しい食習慣を身につけることで消化しやすい身体をつくる、という広義の考え方にまで及びます。

 この「スローカロリー」は、多くの効用があることが様々な研究で明らかになっており、その活用についてさらに検証し、データを蓄積していくために、研究会が発足しました。オピニオンリーダーとなる関連領域の専門家をはじめ、医療や保健指導領域で患者や対象者を指導する栄養士さんや保健師さんたちと一緒に、元気の源であるエネルギー、糖質を適切に活かしていけるようエビデンスを集め、広く情報発信を行っていくとともに、食のインフラを支える飲料・食品メーカーなど産業界とも情報共有を行い、産学連携で新たな食の未来を創造していきます。

 今回、医療・保健指導スタッフを対象とする当会への入会者を募集するとともに、3月4日(水)には「日本人の食生活はスローカロリーが解決する」と題し講演会が開催されます。ぜひ、奮ってのご参加をお待ちしています。

開催概要

第1回スローカロリー研究会講演会

  • 日 時:2015年3月4日(水) 15:00~16:30(開場 14:30)
  • 場 所:ベルサール八重洲 ROOM 2-3
    住所:中央区八重洲1-3-7 八重洲ファーストフィナンシャルビル3F
    地図はこちら(PDF) ▶
  • 対 象
    医療・保健指導スタッフ(医師、管理栄養士、栄養士、保健師など)
  • 参加費:無料
  • 登 録:先着順。参加登録は開催日前日の正午まで
  • 参加申込こちらのフォームからお申込みください ▶
  • プログラム
    1)「スローカロリーとは?~スローカロリー研究会設立にあたって」
    一般社団法人スローカロリー研究会理事長 宮崎 滋
    (新山手病院生活習慣病センター長/日本肥満学会副理事長)
    2)講演「メタボ・生活習慣病予防に活かすスローカロリー生活のすすめ」
    一般社団法人日本生活習慣病予防協会理事長 池田義雄
    3)パネルディスカッション「関連領域からみたスローカロリー」
    ・糖尿病・生活習慣病から:池田義雄
    ・肥満・メタボから:宮崎 滋
    ・スポーツ医学から:勝川史憲(慶応義塾大学 スポーツ医学研究センター教授)
    ・臨床栄養から:柴崎千絵里(東京女子医科大学病院栄養科主任)
    ・食品業界から:奥野雅浩(三井製糖株式会社 商品開発部)
    4)質疑応答
  • 主 催:一般社団法人 スローカロリー研究会
  • 後 援:一般社団法人 日本生活習慣病予防協会
  • 協 賛:三井製糖株式会社、井村屋株式会社、ニュートリー株式会社、
    ミヨシ油脂株式会社、エクスプロージョン合同会社ほか

一般社団法人スローカロリー研究会

  • 発 足:2015年2月10日
  • 目 的
    スローカロリーの有用性について調査・研究を進めると共に、情報の集積・発信を行うことで、健康づくりのための食生活を指導する医療・保健指導従事者をはじめ、一般生活者に向けての知識の普及に寄与することを目的とする。
  • 活動内容
    1. スローカロリーの概念、意義に関する調査・研究および学術データの蓄積
    2. スローカロリーに関する知識の普及啓発
    3. スローカロリー普及に取り組む医療・保健指導従事者、関連諸団体、企業との連携
    4. スローカロリーを活用した製品・サービスの開発の支援と普及促進
    5. その他、この法人の目的を達成するために必要な事業
  • 役員
    • 理事長:
      宮崎  滋 新山手病院生活習慣病センター長
    • 理 事:
      難波 光義 兵庫医科大学 内科学糖尿病科主任教授
      勝川 史憲 慶応義塾大学 スポーツ医学研究センター教授
      森  真理 武庫川女子大学 国際健康開発研究所講師
      奥野 雅浩 三井製糖株式会社 商品開発部
    • 監 事:
      西村 一弘 東京都栄養士会会長
      柴崎 千絵里 東京女子医科大学病院栄養科主任
    • 顧 問:
      家森 幸男 武庫川女子大学 国際健康開発研究所教授
      池田 義雄 一般社団法人日本生活習慣病予防協会理事長

関連情報

一般社団法人 スローカロリー研究会(準備中)
スローカロリーの情報ファイル
一般社団法人 日本生活習慣病予防協会

[soshinsha]

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