ニュース

「宿泊型新保健指導」採択団体が決まる 厚労省

 厚生労働省は、 「宿泊型新保健指導(スマート・ライフ・ステイ)プログラム」の試行事業について、7自治体・16民間団体を採択したことを公表した。

 厚労省は、生活習慣病を効果的に予防することを目的に、糖尿病が疑われる者等を対象として、ホテル、旅館等の宿泊施設や地元観光資源等を活用して保健師、管理栄養士、健康運動指導士等が多職種で連携し、従来の保健指導よりも効果の高い保健指導を目指すことを目的に「宿泊型新保健指導(スマート・ライフ・ステイ)プログラム」を開発した。

 本年度は、同プログラムの効果検証を行う「宿泊型新保健指導試行事業」を実施する。今回、試行事業に8自治体、22民間団体から事業計画が提出され、審査会で審査し、7自治体、16民間団体を採択し公表した。

 厚労省は、同プログラムについて、平成27年度に試行し効果検証を行い、プログラムの改訂等を行った上で、生活習慣病予防に効果的で、汎用的な保健指導として、ヘルスケア産業等で活用されることを目指すとしてる。
「宿泊型新保健指導試行事業」採択団体一覧

■自治体(7団体)
 山形県上山市
 新潟県妙高市
 愛知県蒲郡市
 大分県竹田市
 熊本県菊池市
 鹿児島県伊仙町
 沖縄県伊平屋村

■民間団体(16団体)
 公益財団法人愛知県健康づくり振興事業団
 社会福祉法人聖隷福祉事業団
 株式会社ベネフィットワン・ヘルスケア
 パナソニック健康保険組合
 日本土地改良株式会社
 サンスター株式会社
 社会医療法人財団董仙会
 公益財団法人SBS静岡健康増進センター
 地域医療機能推進機構健康保険組合
 ウェルコンサル株式会社
 医療法人社団 勝木会
 ローソン健康保険組合
 日本理学療法士協会
 全国土木建築国民健康保険組合
 大和ハウス工業健康保険組合
 医療法人今村クリニック

「宿泊型新保健指導試行事業」採択決定について(厚生労働省 2015年4月9日)
宿泊型新保健指導(スマート・ライフ・ステイ)プログラム(厚生労働省)
[保健指導リソースガイド編集部]
side_メルマガバナー

「特定保健指導」に関するニュース

2025年07月28日
日本の「インターバル速歩」が世界で話題に 早歩きとゆっくり歩きを交互に メンタルヘルスも改善
2025年07月28日
肥満と糖尿病への積極的な対策を呼びかけ 中国の成人男性の半数が肥満・過体重 体重を減らしてリスク軽減
2025年07月28日
1日7000歩のウォーキングが肥満・がん・認知症・うつ病のリスクを大幅減少 完璧じゃなくて良い理由
2025年07月28日
【妊産婦を支援】妊娠時に頼れる人の数が産後うつを軽減 妊婦を支える社会環境とメンタルヘルスを調査
2025年07月22日
【大人の食育】企業や食品事業者などの取り組み事例を紹介 官民の連携・協働も必要 大人の食育プラットフォームを立ち上げ
2025年07月22日
高齢者の社会参加を促すには「得より損」 ナッジを活用し関心を2倍に引き上げ 低コストで広く展開でき効果も高い 健康長寿医療センター
2025年07月18日
日本人労働者の3人に1人が仕事に影響する健康問題を経験 腰痛やメンタルヘルスなどが要因 働きながら生産性低下を防ぐ対策が必要
2025年07月18日
「サルコペニア」のリスクは40代から上昇 4つの方法で予防・改善 筋肉の減少を簡単に知る方法も
2025年07月14日
適度なアルコール摂取は健康的? 大量飲酒の習慣は悪影響をもたらす お酒との良い関係
2025年07月14日
暑い夏の運動は涼しい夕方や夜に ウォーキングなどの運動を夜に行うと睡眠の質は低下?
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,800名)
登録者の内訳(職種)
  • 医 師 3%
  • 保健師 47%
  • 看護師 11%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 20%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶