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2013年度の特定健診実施率は47.6% 全保険者で向上も依然低い状況

 厚生労働省は、2013年度の「特定健康診査・特定保健指導の実施状況」を取りまとめ公表した。

 2013年度の特定健康診査の実施率は47.6%、2012年度(46.2%)と比べ1.4ポイント上昇した。対象者数は約5,326万人、受診者数は約2,537万人だった。

 特定保健指導は、対象者約429万人で健診受診者に占める割合は16.9%。そのうち、特定保健指導を終了した人は約76万人で、保健指導対象者に占める割合は17.7%、2012年度(16.4%)に比べ1.3ポイント向上した。

 保険者ごとに実施率をみると、特定健診はすべての保険者において2012年度より向上していたが、依然として低い状況だ。
 特定保健指導については、前年度より向上した保険者が目立ち、市町村国保 22.5%(前年度比 2.6%増)、協会けんぽ 15.3%(前年度比 2.5%増)、共済組合 15.7%(前年度比 2.0%増)だった。

○ポイント
1. 特定健康診査の実施率
 ・特定健康診査の対象者数は約5,326万人(2012年度約5,280万人)
 ・受診者数は約2,537万人(同2,439万人)
 ・実施率は47.6%(同46.2%)

2. 特定保健指導の実施率
 ・特定保健指導の対象者数は約429万人(2012年度約431万人)
 ・健診受診者に占める割合は16.9%(同17.7%)
 ・特定保健指導の終了者数は約76万人(同70万人)、
  保健指導対象者に占める割合は17.7%(同16.4%)

3. 特定健診受診者のうち、薬剤を服用している者の割合
 高血圧症、糖尿病、脂質異常症に係る薬剤の中で、
 ・いずれか1種類を服用している者の割合 19.1%
 ・いずれか2種類を服用している者の割合 7.6%
 ・3種類を服用している者の割合 1.3%

4. メタボリックシンドロームの該当者及び予備群者のうち、
  薬剤を服用している者の割合

 高血圧症、糖尿病、脂質異常症に係る薬剤の中で、
 ・いずれか1種類を服用している者の割合 30.5%
 ・いずれか2種類を服用している者の割合 14.9%
 ・3種類を服用している者の割合 3.3%

「平成25年度特定健康診査・特定保健指導の実施状況」(厚生労働省)
[保健指導リソースガイド編集部]
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