インフルエンザ流行シーズン入り 予防対策のポイントを動画で解説

インフルエンザの流行シーズン入りを受けて東京都は、今後の本格的な流行に向け、インフルエンザにかからない、感染を広げないための対策を心がけるよう呼びかけている。手洗い・うがい、マスク・咳(せき)エチケット、予防接種のほか、湿度(40%以上)も重要としている。
東京都はインフルエンザの予防対策のポイントを解説した動画を公開している。接触感染を予防するための、正しい手洗い方法を映像で紹介し、実際に手を洗うときの視点で一連の手順を解説している。
(画面をクリックすると再生が始まります)
インフルエンザの流行は、全国約5,000カ所の指定医療機関から、直近の1週間に報告された1施設当たりの件数(定点当たり報告数)が1.0人を超えることが目安とされている。今季は2015年内にこれを超えることがなく、年明けに流行期入りするのは9年ぶりとなった。
国立感染症研究所によると、第1週現在の患者数は9964人。都道府県別の報告数は、沖縄県が8.19と最多で、秋田県7.85、新潟県5.73、北海道4.84と続き、この4道県では保健所による警報、注意報レベルを超えた地域も発生している。同研究所によると、全国での流行のピークは2月になる予定。
ウイルスの型は、全国的にはA香港型(A/H3亜型)、2009年に「新型インフルエンザ」として流行したH1N1型(A/H1型)、B型がほぼ同じ割合だが、東京都ではA香港型が6割を占めている。
東京都は春までのシーズン中にいずれも流行する可能性があるとして、マスクや手洗いの徹底、予防接種の利用など、対策と注意を呼びかけている。
インフルエンザの主な感染経路は、患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことによる「飛まつ感染」と、ウイルスが付着した手で口や鼻に触れることによる「接触感染」だ。
おおむね1~3日の潜伏期間の後に、発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛、咳、鼻水などを呈する。一般的な風邪に比べ、全身症状が強いのが特徴。多くの患者は1週間程度で回復するが、高齢者や心疾患など基礎疾患のある方は、肺炎を伴うなど重症化することがある。
東京都はインフルエンザ対策として、以下が有効としている。感染を広げないためのインフルエンザ対策を、1人ひとりが心がけたい。
・ こまめに手を洗いましょう。
・ 規則正しい生活を送って十分な休養をとり、バランスのとれた食事と適切な水分の補給に努めましょう。
・ 普段から1人ひとりが咳エチケットを心がけましょう。
・ 室内の適度な加湿(概ね湿度40%以上)と換気を行いましょう。
・ インフルエンザワクチンの接種について、かかりつけ医等と相談しましょう。
・ インフルエンザの疑いがある場合には、早めに受診しましょう。
・ 集団生活の場では患者発生時には、感染拡大防止のための対応(リハビリなど集団活動の変更や延期、症状のある人とない人の居室の分離、マスクの着用など)を、必要に応じて行いましょう。
・ せき・くしゃみの症状がある時は、マスクをしましょう。
・ せき・くしゃみをする時は、口と鼻をティッシュでおおいましょう。
・ せき・くしゃみをする時は、周りの人から顔をそらしましょう。
東京都インフルエンザ情報サイト
国立感染症研究所 インフルエンザ疫学情報


「健診・検診」に関するニュース
- 2025年02月25日
- 【国際女性デー】妊娠に関連する健康リスク 産後の検査が不十分 乳がん検診も 女性の「機会損失」は深刻
- 2025年02月17日
- 働く中高年世代の全年齢でBMIが増加 日本でも肥満者は今後も増加 協会けんぽの815万人のデータを解析
- 2025年02月12日
-
肥満・メタボの割合が高いのは「建設業」 業態で健康状態に大きな差が
健保連「業態別にみた健康状態の調査分析」より - 2025年02月10日
- 【Web講演会を公開】毎年2月は「全国生活習慣病予防月間」2025年のテーマは「少酒~からだにやさしいお酒のたしなみ方」
- 2025年02月10日
- [高血圧・肥満・喫煙・糖尿病]は日本人の寿命を縮める要因 4つがあると健康寿命が10年短縮
- 2025年01月23日
- 高齢者の要介護化リスクを簡単な3つの体力テストで予測 体力を維持・向上するための保健指導や支援で活用
- 2025年01月14日
- 特定健診を受けた人は高血圧と糖尿病のリスクが低い 健診を受けることは予防対策として重要 29万人超を調査
- 2025年01月06日
-
【申込受付中】保健事業に関わる専門職・関係者必携
保健指導・健康事業用「教材・備品カタログ2025年版」 - 2024年12月24日
-
「2025年版保健指導ノート」刊行
~保健師など保健衛生に関わる方必携の手帳です~ - 2024年12月17日
-
子宮頸がん検診で横浜市が自治体初の「HPV検査」導入
70歳以上の精密検査無料化など、来年1月からがん対策強化へ