ニュース
「健康寿命をのばそう!アワード」母子保健の受賞事例紹介冊子が完成
2016年03月02日
厚生労働省が昨年11月に表彰を行った「健康寿命をのばそう!アワード」で、母子保健分野の受賞プロジェクトを紹介する冊子がこのほど完成した。「健やか親子21(第2次)」の掲げる課題も踏まえながら受賞事例について詳しく紹介しており、地域における母子保健推進の参考となるだろう。
「健康寿命をのばそう!アワード」は、国民の生活習慣を改善し、健康寿命をのばすための運動「スマート・ライフ・プロジェクト」の一環として平成24年度より実施されている。
4回目となる平成27年度からは「健やか親子21(第2次)」がスタートしたことに伴い、従来の「生活習慣病予防分野」と「介護予防・高齢者生活支援分野」に加え、新たに「母子保健分野」を創設。母子の健康増進を目的に優れた取り組みを行っている企業などから48件の応募があり、有識者による評価委員会で審査のうえ以下の通り各省が決定した。
【厚生労働大臣最優秀賞】(1件)
・住友生命保険相互会社「スミセイアフタースクールプロジェクト」
【厚生労働大臣優秀賞】(3件)
<企業部門>・広島テレビ放送株式会社
「子育て応援団感染症の予防クロスメディアプロジェクト」 <団体部門>
・認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク
「慢性疾病・難病や障害のある子どもとその家族への支援活動」 <自治体部門>
・大阪市東淀川区(大阪府)
「東淀川区4・5歳児就学前子育て支援事業」
【厚生労働省雇用均等・児童家庭局長優良賞】(3件)
<団体部門>・公益社団法人群馬県助産師会
「いのちの現場からのメッセージ 助産師の『生まれてきてくれてありがとう』プロジェクト」 <自治体部門>
・大分県
「『ヘルシースタートおおいた』による妊娠期からの切れ目ない支援体制の構築」
・小牧市(愛知県)
「母子保健推進協議会から発信する親子の自己肯定感の醸成=『心豊かにいきいきと生きる力』をもつ子どもの成長につなげていくために=」
第4回「健康寿命をのばそう!アワード」受賞プロジェクト事例のご紹介
厚生労働省報道発表資料「第4回 健康寿命をのばそう!アワード」
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2024 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「地域保健」に関するニュース
- 2024年04月30日
- タバコは歯を失う原因に 認知症リスクも上昇 禁煙すれば歯を守れて認知症も予防できる可能性が
- 2024年04月25日
-
厚労省「地域・職域連携ポータルサイト」を開設
人生100年時代を迎え、保健事業の継続性は不可欠 - 2024年04月23日
- 生鮮食料品店が近くにある高齢者は介護費用が低くなる 自然に健康になれる環境づくりが大切
- 2024年04月22日
- 運動が心血管疾患リスクを23%低下 ストレス耐性も高められる 毎日11分間のウォーキングでも効果が
- 2024年04月22日
- 職場や家庭で怒りを爆発させても得はない 怒りを効果的に抑える2つの方法 「アンガーマネジメント」のすすめ
- 2024年04月22日
- 【更年期障害の最新情報】更年期は健康な老化の入り口 必要な治療を受けられることが望ましい
- 2024年04月22日
- 【肺がん】進行した人は「健診やがん検診を受けていれば良かった」と後悔 早期発見できた人は生存率が高い
- 2024年04月18日
- 人口10万人あたりの「常勤保健師の配置状況」最多は島根県 「令和4年度地域保健・健康増進事業の報告」より
- 2024年04月18日
- 健康診査の受診者数が回復 前年比で約4,200人増加 「地域保健・健康増進事業の報告」より
- 2024年04月16日
- 塩分のとりすぎが高血圧や肥満の原因に 代替塩を使うと高血圧リスクは40%減少 日本人の減塩は優先課題