食塩目標量を知っている主婦は3.4% 7割以上が「減塩に関心あり」
多くの主婦が減塩を気にしている一方で、実際に食生活をどう変えれば良いかを理解していない実態が浮き彫りになった。
世界減塩週間は、減塩を提唱する世界減塩推進機関(WASH)が、毎年3月に定めている強化週間。2016年のは「隠れた塩分に気をつけて」をテーマに、減塩の重要性を啓発している。
調査結果について女子栄養大学栄養クリニックの弥冨秀江氏は「日本人の塩分の取り過ぎは国民健康・栄養調査でも明らかにされています。塩分は血圧と密接な関係にあり、血圧が高くなるほど循環器病を発症するリスクが高くなります。特に日本の食事は塩分が多い傾向にあり、濃い味は習慣になります。減塩はお子さんも含めた家族全員に必要です」と述べている。
弥冨氏によると、減塩の方法として塩分を控えるのに加え、摂取した塩分を体外に排泄する「カリウム」などの栄養素を摂ることも効果的だという。
カリフォルニア・レーズン協会によると、レーズンにはカリウムに加えて、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガンなどのミネラルがバランス良く含まれる。レーズンは脂質が低く、コレステロールはゼロの健康的な食品だ。
「日本人の食事摂取基準」によると、カリウムの1日の摂取目標量は、男性 3,000mg以上、女性 2,600mg以上。一方、カリウムの実際の摂取量は男性 2,329mg、女性 2,143mgとなっている(平成25年国民健康・栄養調査)。
「レーズン100g当たりに含まれるカリウムの量は740mg。1日にひとつかみのレーズンを食べると、不足しているカリウムを補給できます」と、カリフォルニア・レーズン協会では述べている。

