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【連載更新】受診率を上げるアイディアを保健師と受診者にアンケート

 連載「より効果的な行動変容の促しを行うために必要なこととは?」(西内 義雄/医療・保健ジャーナリスト)をの第2回を公開しました。
 No.2 受診率を上げるアイディアとは

 受診者の不満がストレートに出たアンケート
 正直な話、健診受診率を語るうえで、健保と市町村国保を同じ土俵に乗せるのは無理があります。なぜなら、健保には伝家の宝刀『業務命令』があるからです。面倒と思っても、上からの命令には従うしかなく、逆らって得することはありません。一方の市町村国保はあくまで『お願い』であり、そのための時間も手間も「本人が工夫して受診してね」というスタンスです。両者の技のキレ味(強制力)は大きな差があるといっていいでしょう。

 では、どうすればこの差を埋めることができるのか? 市町村国保の受診者側と受診を促す側、双方に受診率向上のためのアイディアを聞いてみました。

 すると、受診者側から出てきた答は、母数は31と少ないながら、以下のように、

・日時や制度の見直し
・もっと上手にPR

 の2つが意見の大半を占めました。

オピニオン「より効果的な行動変容の促しを行うために必要なこととは?」
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[保健指導リソースガイド編集部]
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