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【新連載】超高齢社会への提言「エイジング・リテラシー」(有料老人ホーム入居支援センター)

 新連載終の棲家を決めるときの支援者の判断根拠(一般社団法人 有料老人ホーム入居支援センター)を公開しました。終の住処を決めるときの支援者の判断根拠について、数多くの高齢者施設を視察・見学した有料老人ホーム入居支援センター理事長・上岡榮信氏からのオピニオンです。

自信を持って推薦できるホームはほぼ20件に1件!

 当センターを創設以来、7年間で見学調査した2,000ホームのうち、約15%は素人目にも、不潔で、暗く陰気で、匂いもするような劣悪なホームが摘発も、業務停止も受けることなく存続している現実には、呆れると同時に、怒りを覚えています。

 本当に自信を持って推薦できるホームはほぼ20件に1件、確率5%~10%という稀有さであり、残りの70%は、施設の見栄えは良いが入居者満足度、従業員満足度が低く、離職率が高く、空き部屋も多いというのが事実です。

エイジング・リテラシー (Aging Literacy) を高めることが重要

 現在の社会において、高齢者問題は、下記のような背景があります。

① 速すぎる・・・・・・・(高齢化のスピード) 
② 多すぎる・・・・・・・(ケアを必要とする高齢者、 労働人口に比べて)
③ 少なすぎる・・・・・(福祉予算)
④ 足りない・・・・・・・(智慧と工夫)(介護の人手)

 高齢者問題は実に複雑です。対象者やそのご家族から老人ホームについて尋ねられる機会が多い専門職の皆さんに知っておいていただきたいのは「エイジング・リテラシー」です。このエイジング・リテラシーを高めること、それが超高齢社会を理解するために重要です。

オピニオン「終の棲家を決めるときの支援者の判断根拠」
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[保健指導リソースガイド編集部]
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