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【連載紹介】何をどう食べるか―体験から得た震災時の食の"知恵袋"
2018年04月09日
「おいしさ」と「いつも食べているもの」を大事に 何をどう食べるか―体験から得た震災時の食の"知恵袋"
2018年2月2日/日本集団災害医学会にて講演
「大災害を生き抜くための食事学」
何をどう「備蓄」すればよい?備蓄から一歩進んだ"常備蓄"のススメ
「食べ慣れた食事を食べたい」は自然な欲求。 おいしい食べものは気力のもとになる。
-------- 震災発生から数日間は、食べるだけでも大変という状況に置かれますよね。その中で、「おいしさが重要」と感じたのは、どんな場面でしたか。 (石川先生)まず、温かい料理のありがたみを、これまで以上に感じました。被災地には救援物資として、おにぎりやパンなどが遠方から届きます。どれも、貴重な食品であることには違いありません。ですが、極限状態だからこそ、「普段の食べ慣れた(あたたかい)食事を食べたい」と思うのも当然のこと。おいしい食べものは、疲れを癒やし、頑張る気持ちを奮い立たせるのに必要な「マストアイテム」なのです。 現代の食生活は大変便利であるがゆえに、野生の知恵やものがない場合の食習慣というのはなかなか身に付きません。突然、なんでも食べられる人、何でも作れる人にはなれないわけです。
カセットコンロやアウトドア用の湯沸かしセットが役に立ちました。
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