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【新連載】企業で働く保健師のキャリアプランを考える ~攻めの保健師養成を目指して~

 新連載企業で働く保健師のキャリアプランを考える ~攻めの保健師養成を目指して~ (久保さやか/株式会社オフィス・アニバーサリー、産業医事務所) 保健師のオピニオンプロローグ、第1回目を公開しました。

 このオピニオンでは、"攻めの保健師"を合言葉に企業で働く保健師のキャリアプランを実例や必要なスキルなどを一緒に考えていく内容になっています。また、皆さんのキャリアや産業保健師のリーダーシップ、提供できる価値を考えるきっかけとなって頂ければ嬉しいです。

総合職を経て、産業保健師業に戻って感じた危機
「これは、マズイ・・・産業保健師が、いつなくなっても、おかしくない」

 私は、中小企業の産業保健師の業務と並行して、ビジネスマンを対象にマネジメントやリーダーシップについて教育する人材育成・組織開発の仕事をしています。総合職を経て、久々の産業保健師業に戻ってみて思った危惧から見えてきた問題点などをまずはプロローグとしてお話します。

社運がかかった事業で部署全体が体調不良...
仕事のやり方、マネジメントそのものを変えないと過重労働は減らない!

 スーパーマーケットを中心にした小売業の本社産業保健師として勤務しているとき、一般的な産業看護業務だけでなく、社員食堂を活用した食育や、被災地ボランティアの安全衛生管理体制の構築、組織風土調査の実施など、とても幅広い数多くの活動を行いました。

 通りすがりに健康相談を受けることや、健康・医療分野の仕事をしている従業員から、アドバイスを求められたりする事も数多くあり、毎日がとても楽しく、産業保健師として充実して働いていたように思います。  しかし、過重労働やうつ病対策には、とても悩んでもいました。

[保健指導リソースガイド編集部]
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