ニュース

特設ページ「妊産婦のための食習慣」を開設~健やか親子21公式HP

 母子保健を推進する国民運動「健やか親子21(第2次)」の公式ホームページで、「妊産婦のための食習慣」についての特設ページが公開されている。
 近年、妊娠期・授乳期に必要なエネルギーや栄養素が足りない若い女性が増えていることから、「妊産婦のための食事バランスガイド」の内容を改めて紹介。「食育クイズ」なども掲載し、分かりやすく妊産婦の食事について解説している。

 「健やか親子21」推進検討会「食を通じた妊産婦の健康支援方策研究会」は平成18年、「妊産婦のための食生活指針」をとりまとめ、公表。

 この中で、厚生労働省と農林水産省が作成・公表した「食事バランスガイド」に、妊娠期・授乳期に付加(留意)すべき事項を加えた「妊産婦のための食事バランスガイド」を作成し、普及・活用をはかってきた。

balanceguide_maternity-1024x724.jpg  同ガイドは1日に「何を」「どれだけ」食べたら良いか、一目でわかるよう目安を伝えるもの。「主食」、「副菜」、「主菜」、「牛乳・乳製品」、「果物」の5グループをどう組み合わせて食べればよいか、コマのイラストにたとえて解説している。

 例えば主食を中心にエネルギーをしっかり取り、不足しがちなビタミン・ミネラルは副菜でたっぷり取ることなどを、イラストと解説で分かりやすく伝える。

 特設ページではほかに、厚生労働省平成29年度 子ども・子育て支援推進調査研究事業において妊娠期・授乳期の女性の食育推進を目的に作成された『ママのための食事ブック』もダウンロードできる。また、妊娠期の葉酸摂取などにまつわるクイズや、ドクターインタビューも掲載し、さまざまな角度から妊産婦の食生活について知識が得られるようになっている。

ママのための食事BOOK.jpg
[yoshioka]
side_メルマガバナー

「地域保健」に関するニュース

2024年04月30日
タバコは歯を失う原因に 認知症リスクも上昇 禁煙すれば歯を守れて認知症も予防できる可能性が
2024年04月25日
厚労省「地域・職域連携ポータルサイト」を開設
人生100年時代を迎え、保健事業の継続性は不可欠
2024年04月23日
生鮮食料品店が近くにある高齢者は介護費用が低くなる 自然に健康になれる環境づくりが大切
2024年04月22日
運動が心血管疾患リスクを23%低下 ストレス耐性も高められる 毎日11分間のウォーキングでも効果が
2024年04月22日
職場や家庭で怒りを爆発させても得はない 怒りを効果的に抑える2つの方法 「アンガーマネジメント」のすすめ
2024年04月22日
【更年期障害の最新情報】更年期は健康な老化の入り口 必要な治療を受けられることが望ましい
2024年04月22日
【肺がん】進行した人は「健診やがん検診を受けていれば良かった」と後悔 早期発見できた人は生存率が高い
2024年04月18日
人口10万人あたりの「常勤保健師の配置状況」最多は島根県 「令和4年度地域保健・健康増進事業の報告」より
2024年04月18日
健康診査の受診者数が回復 前年比で約4,200人増加 「地域保健・健康増進事業の報告」より
2024年04月16日
塩分のとりすぎが高血圧や肥満の原因に 代替塩を使うと高血圧リスクは40%減少 日本人の減塩は優先課題
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶