ニュース

【プレゼント】がん治療と就労の両立支援に役立つ! 企業・職場向け小冊子「がんと向き合う職場のために~女性がん経験者200人の声~」

hyou1.PNG
 労働者人口減少への対応に向け、企業における治療と就労の両立支援は喫緊の課題。
 そこで、女性特有のがんの罹患者向けSNSコミュニティ「Peer Ring (ピアリング)」を運営する一般社団法人ピアリングは、がん治療と就労の効果的な両立支援に取り組めるよう、実体験に基づいた具体的なアドバイスを提案するサポートブック「がんと向き合う職場のために~女性がん経験者200人の声~」を作成しました。
 企業の人事・労務および産業保健スタッフ、労働者の方々に有益な本小冊子を、読者の皆様にプレゼントいたします。
 申込みは2019年8月31日まで。たくさんの皆様のご応募をお待ちしております!
治療と就労の両立支援の必要性

 産業保健における少子高齢化、労働者人口の減少に向けた対策は、働き方改革との関連性も深く、企業規模に関わらず取り組むべき課題です。中でも治療や介護、育児と就労の両立支援は、早急な対応が求められています。

 日本人の死因原因1位の疾患、がん。下図のように、1975年と比べるとがん罹患者数は増加しています。

 さらに特筆すべきは、罹患年齢。男女ともに就労可能年齢で、家庭を持ち、職場で責任ある立場を任されていることの多い年齢層の罹患者数が、増えています。

 男女別では、女性の30~50代の罹患者数が増加しており、1975年に比べて女性の就労者数も増加しているため、治療と就労の両立支援を必要としている女性は、今後も増加していくことが予想されます。

 このような現状から、国の推進する第3期がん対策推進基本計画でも「がん患者等の就労を含めた社会的な問題」への対策を注力分野として掲げています。

画像01.png

 現在、治療と就労の両立支援は具体的な仕組みが確立されていない企業がほとんど。病気を宣告された社員が絶望的な心理状態に陥り、会社に相談をする機会を持たないまま退職していくケースが多くあります。

 有能な人材の流出、労働者人口減少を食い止めるためにも、企業内の各部署、各スタッフ、外部支援機関が連携し、労働者が気軽に相談できる環境づくりが急務です。

がんと共生する職場づくり
「現実」を踏まえた「具体的な対応方法」を提示

 女性特有のがんの罹患者向けSNSコミュニティ「Peer Ring (ピアリング)」を運営する一般社団法人ピアリングが作成したサポートブック「がんと向き合う職場のために~女性がん経験者200人の声~」は、がんを抱えても自分らしく働き続けられる環境づくりに寄与する一冊。

 聖路加国際病院副院長 ブレストセンター長の山内英子先生、東洋大学社会学部准教授の榊原圭子先生の協力を得て作成されました。

 治療をしながら働き続けた女性へのインタビューと、がんに罹患した当事者200人に「がん患者の就労」についてのアンケートを実施し、経験者・当事者目線での情報を掲載しています。

 さらに、そのような実体験と当事者の声を踏まえ、企業がどのように治療と就労の両立支援をしていけばよいか、「治療と仕事の両立支援コンシェルジュ」の砂川未夏さんによる具体的なアドバイスも掲載しています。

「がんと向き合う職場のために~女性がん経験者200人の声~」のポイント

 各項目ごとのポイントは下記の通り。非常に内容の濃い冊子のため、実際に手に取って読まれることをオススメします。

1. 基本情報
 がんの治療に関する基礎知識と、がんに関するありがちな「思い込み」に対する正確な情報を掲載しています。

画像02.png

2. 実体験をインタビュー~Case Study~
 業種や職種、雇用形態の違う4人の体験者の実例を紹介。

 右表のような治療内容の変化に応じた勤務形態等、人事・労務、産業保健スタッフが治療と就労の両立支援を進めるにあたりすぐに参考にできる情報を掲載しています。

3. がん罹患者へのアンケート結果と専門家のアドバイス
 がんに罹患した当事者200人にがん患者の就労についてのアンケートを実施。当事者の生の声を届けます。アンケートの設問数は実に120問。その中から、実際に職員ががんに罹患した際、対応のヒントとなる設問・回答を掲載しています。

画像03.png

 また、アンケート結果を受けた企業スタッフの質問に、「治療と仕事の両立支援コンシェルジュ」の砂川未夏さんが具体的なアドバイスで応えます。

画像04.png

4. 実践に向けて
 実際に、職場の同僚や部下から病気を打ち明けられた時、動揺してしまう人は多いでしょう。

 そこで本小冊子では、職場の仲間ががんの告知を受けた場合に、適切で円滑なコミュニケーションおよび対応をするためのチェックシートを公開。

 目的、留意すること、本人に確認すること、本人に伝えることが記載されており、支援に必要な基本情報をまとめることができます。

画像05.png

資料の合わせ技で、本小冊子をさらに活用

 本小冊子をさらに活用するため、厚生労働省発行の「産業保健活動をチームで進めるための実践的事例集~産業保健チームを効果的に活用しましょう!~」厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課産業保健支援室(2019年3月)等の他資料を参考にすることもオススメです。

 例えば上記の事例集では、下図のように人事・労務スタッフと産業保健スタッフ等の連携方法についても記載しています。本小冊子と併せることで、さらに充実した取組みにつながるでしょう。

産業保健をチームで_20190716.png

一般社団法人ピアリングの紹介

画像06.PNG

 「Peer Ring (ピアリング)」は、女性特有のがんに直面する方のためのピアサポート・コミュニティ。無料会員制のSNSを運営しています。

 運営団体の一般社団法人ピアリングは、オンライン上でのピア・サポートだけでなく、病院・自治体等でのがんサロン開催や、がんサバイバー女性に向けたセミナーや交流会の企画・開催、がんに向き合う女性の声の発信等にも力を入れています。

 本小冊子は、SCSK株式会社がNPO法人「二枚目の名刺」と協働でさまざまな事業活動を支援する活動「ちょこサポ+」とピアリングが共に立ち上げた「ちょこサポ+ 女性のがん就労継続支援プロジェクト」から始まった取り組みです。

hyou1.PNG

プレゼント応募について

小冊子名

「がんと向き合う職場のために~女性がん経験者200人の声~」

発行

一般社団法人ピアリング

仕様

A5/24ページ

配布部数

応募者お1人(1団体)につき3冊

応募方法

本ページ下部にある応募ボタンからフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。
※上限部数に達した場合、抽選となります。ご了承ください。

締め切り

2019年8月31日(水)

応募の条件

下記3つの条件を満たしている方に限ります。

〇企業の産業保健スタッフ、人事・労務スタッフの方

〇アンケートにご回答頂ける方
 ※商品発送~2か月後に簡単なアンケートへのご回答をお願いする場合がございます。
  (一般社団法人ピアリングより、ご連絡をさせていただきます)

〇保健指導リソースガイド メールマガジンご登録者
 ※メールマガジンに登録されていない方は、登録手続きの上、応募ください。
   メールマガジン登録はコチラから ▶

発送について

一般社団法人ピアリングより発送致します。
※上限部数に達した場合、抽選となります。
 抽選結果は発送をもって代えさせていただきます。ご了承ください。

<注意事項>
・お届け先情報に不備がある場合は発送ができませんので、ご注意ください。
・個人情報の取り扱いについては、下記をご確認ください。

個人情報保護方針

応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

[保健指導リソースガイド編集部]
side_メルマガバナー

「産業保健」に関するニュース

2024年04月30日
タバコは歯を失う原因に 認知症リスクも上昇 禁煙すれば歯を守れて認知症も予防できる可能性が
2024年04月25日
厚労省「地域・職域連携ポータルサイト」を開設
人生100年時代を迎え、保健事業の継続性は不可欠
2024年04月23日
生鮮食料品店が近くにある高齢者は介護費用が低くなる 自然に健康になれる環境づくりが大切
2024年04月22日
運動が心血管疾患リスクを23%低下 ストレス耐性も高められる 毎日11分間のウォーキングでも効果が
2024年04月22日
職場や家庭で怒りを爆発させても得はない 怒りを効果的に抑える2つの方法 「アンガーマネジメント」のすすめ
2024年04月22日
【更年期障害の最新情報】更年期は健康な老化の入り口 必要な治療を受けられることが望ましい
2024年04月22日
【肺がん】進行した人は「健診やがん検診を受けていれば良かった」と後悔 早期発見できた人は生存率が高い
2024年04月16日
塩分のとりすぎが高血圧や肥満の原因に 代替塩を使うと高血圧リスクは40%減少 日本人の減塩は優先課題
2024年04月16日
座ったままの時間が長いと肥満や死亡のリスクが上昇 ウォーキングなどの運動は夕方に行うと効果的
2024年04月15日
血圧が少し高いだけで脳・心血管疾患のリスクは2倍に上昇 日本の労働者8万人超を調査 早い段階の保健指導が必要
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶