ニュース
【PR】全農が「おにぎりダイエット+ウォーク」セミナーを開催!企業や団体の健康指導にも最適
2019年12月18日
全国農業協同組合連合会(JA全農)は11月20日、日本能率協会主催「カラダ改善プロジェクト~第2回 健康診断・健康管理 EXPO~」(於:東京ビッグサイト)でセミナー「おにぎりダイエット+ウォーク」の講演を行いました。
近年は、ダイエットのため炭水化物を控える方もいますが、JA全農ではお米が実は「ダイエットの強い味方」だとして「おにぎりダイエット+ウォーク」を提唱しています。
セミナーではおにぎりがダイエットに最適な理由と、ウォーキングを組み合わせた具体的な取り組み方法について専門家が解説。企業や団体の健康指導に役立てようとする参加者が熱心に耳を傾けていました。
お米はダイエットに効果的な食材
セミナーではまず、(一社)日本健康食育協会代表理事で管理栄養士の柏原ゆきよさんが登壇。
柏原さんは「ご飯については「太るから食べ過ぎてはいけない」、「健康のためには控えめにした方がいい」という風潮が広がっているが、それは誤解。食べ方のコツを抑えれば、お米はダイエットに効果的な食材です。」と参加者に語りかけました。
日本健康食育協会代表理事
管理栄養士の柏原ゆきよさん
そのうえで、京都大学の森谷敏夫名誉教授も推奨する「おにぎりがダイエットに最適な理由」を分かりやすく解説。
京都大学で実施された実験の結果とともに、欠食するとエネルギー消費が落ちることを説明し、3食しっかり食べることが重要であることや主食に「ごはん」を選ぶことでエネルギー消費量をより大きくすることができると伝えました。
さらにご飯を食べるメリットとして「お米には栄養がないと思われている方も多いですが、実はビタミン、ミネラル、食物繊維のほか、タンパク質も含まれています。他の食材と組み合わせやすく、栄養のバランスが摂りやすい」とご飯が持つ本来のパワーを強調しました。
そのため、コンビニやスーパーなどで購入できるおにぎり1個(約100g)を約180kcalと計算して、1日あたりの消費カロリーに合わせて食べる個数を決める『おにぎりダイエット』は無理なく続けられる方法と紹介。
ご飯は食後の満腹感がしっかり得られることから、余計な間食を防止して結果的に総カロリー数が減ってダイエット効果が高まる、と話しました。最後に、おにぎりとおかずをバランスよく組み合わせてカロリーコントロールして、「ご飯を楽しく、おいしく食べてください」と締めくくりました。
通勤時やお昼休みに取り組みやすいダイエット
続いて、ウォーキングトレーナーの池田ノリアキさんが登壇し、『おにぎりダイエット』に合わせて行えば、より減量効果の高まるウォーキング方法について解説。
正しい姿勢で歩幅を広げて歩くことを毎日15分ずつ実践すれば基礎代謝量のアップにつながる筋力が付き、ダイエット効率が向上する、と話しました。会場では実際にウォーキングの基本姿勢や歩き方を実践し、参加者も体を動かして取り組み方を体験していました。
ウォーキングトレーナー 池田ノリアキさん
セミナーにはたくさんの来場者が訪れ、関心の高さをうかがわせました。通勤時やお昼休みなど社会人が日々の生活の中で取り組みやすい「おにぎりダイエット+ウォーク」。具体的な取り組み方法や実践例「モニターチャレンジ」の結果はWEBでも公開されています。
セミナー会場で配布されたガイドブックや実践シートのダウンロードもWEBからできます。「企業や団体の健康指導に携わる方々はぜひ活用してください」と全農では呼びかけています。
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2024 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「特定保健指導」に関するニュース
- 2024年04月30日
- タバコは歯を失う原因に 認知症リスクも上昇 禁煙すれば歯を守れて認知症も予防できる可能性が
- 2024年04月25日
-
厚労省「地域・職域連携ポータルサイト」を開設
人生100年時代を迎え、保健事業の継続性は不可欠 - 2024年04月23日
- 生鮮食料品店が近くにある高齢者は介護費用が低くなる 自然に健康になれる環境づくりが大切
- 2024年04月22日
- 運動が心血管疾患リスクを23%低下 ストレス耐性も高められる 毎日11分間のウォーキングでも効果が
- 2024年04月22日
- 職場や家庭で怒りを爆発させても得はない 怒りを効果的に抑える2つの方法 「アンガーマネジメント」のすすめ
- 2024年04月22日
- 【更年期障害の最新情報】更年期は健康な老化の入り口 必要な治療を受けられることが望ましい
- 2024年04月22日
- 【肺がん】進行した人は「健診やがん検診を受けていれば良かった」と後悔 早期発見できた人は生存率が高い
- 2024年04月16日
- 塩分のとりすぎが高血圧や肥満の原因に 代替塩を使うと高血圧リスクは40%減少 日本人の減塩は優先課題
- 2024年04月16日
- 座ったままの時間が長いと肥満や死亡のリスクが上昇 ウォーキングなどの運動は夕方に行うと効果的
- 2024年04月15日
- 血圧が少し高いだけで脳・心血管疾患のリスクは2倍に上昇 日本の労働者8万人超を調査 早い段階の保健指導が必要