【健やか21】「令和3年版厚生労働白書」の公表について(厚生労働省)

厚生労働省が7月30日の閣議で「令和3年版厚生労働白書」(令和2年度厚生労働行政年次報告)を報告し、ウェブサイトにて公表されました。「厚生労働白書」は、厚生労働行政の現状や今後の見通しなどについて、広く国民に伝えることを目的にとりまとめるものです。
令和3年版厚生労働白書は2部構成となっており、その年ごとのテーマを設定している第1部では「新型コロナウイルス感染症と社会保障」と題し、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による国民生活への影響やその対応について分析を行うとともに、社会的危機における社会保障の役割や課題について考察されています。
厚生労働省は「この白書が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大という事態において社会保障が果たした役割について理解を深めるとともに、今後の社会的危機への備えについて考える一助となることを願っています」としています。
「令和3年版 厚生労働白書」概要
【第1部】テーマ「新型コロナウイルス感染症と社会保障」
社会的危機における社会保障の役割について、このたびの感染拡大への対応を通じて見えてきた以下の5つの課題について論じ、今後これらの課題への対応により、セーフティネットの重層化を図ることの重要性を指摘しています。
- 危機に強い医療・福祉現場
- 社会保障におけるデジタル技術の実装化
- 多様な働き方を支えるセーフティネット
- 性差によって負担に偏りが生じない社会づくり
- 孤独・孤立を防ぎ、つながり・支え合うための新たなアプローチ
【第2部】テーマ「現下の政策課題への対応」
子育て、雇用、年金、医療・介護など、厚生労働行政の各分野について、最近の施策の動きをまとめています。(令和2年度分を掲載。)
最新トピックス・イベント(2021年 8月 5日更新)
- ニュースリリース「車内熱中症に注意!子どもやペットを残したままのキー閉じこみ 昨年の8月は1ヶ月で98件!」の掲載について(JAF:日本自動車連盟)
- プレスリリース「子どもに忍び寄る危険~やけどを引き起こす様々な要因~」の掲載について(NITE:製品評価技術基盤機構)
- 防犯対策紙芝居「はなちゃんのかえりみち~いかのおすし~」の公開について(日本スポーツ振興センター)
- 子ども安全メール「Vol.560 花火のやけど―消えた後の花火や、消毒液やスプレーの可燃性ガスへの引火にも注意―」の掲載について(消費者庁)
- 暮らしに役立つ情報「ご注意ください!窓やベランダからの子どもの転落事故」の掲載について(内閣府)
- 小学生の夏休みの自由研究をお手伝いする「よしお兄さんといっしょに学ぼう!親子で取り組む食事の自由研究~元気な体をつくる食事バランスって?~」特設Webコンテンツの公開について(厚生労働省)
- 暮らしに役立つ情報「いざというときのために 応急手当の知識と技術を身につけておきましょう」の掲載について(内閣府)
- お知らせ「RSウイルス感染症が流行しています」の掲載について(母子衛生研究会)
- ハンセン病を正しく理解するための中学生向けパンフレットの公開について(厚生労働省)
- 「今後の耳鼻咽喉科学校健診の在り方」に関するアンケート調査のお願いの掲載について(日本耳鼻咽喉科学会)
- 「病気をもつお子さんと保護者の方へのオンラインサポートプログラム 調査研究へのご協力のお願い(9/1開始)」の掲載について(国立成育医療研究センター)
- プレスリリース「妊婦の染毛剤使用と生まれた子どもの 3 歳時のアレルギー疾患との関連について」の掲載について(山梨大学)
- 「ワクチン接種に関するガイドブック」自治体・医師会への配布について(こびナビ)
- 教育・保育施設等における重大事故の再発防止について(島根県松江市)
「健やか親子21」は、平成13年から始まった母子の健康水準を向上させるための様々な取組を、みんなで推進する国民運動計画。
平成27年度からは、現状の課題を踏まえ新たな計画(~平成36年度)が始まりました。
「健やか親子21(第2次)ホームページ」は、情報収集や情報を共有することによる交流・連携ができる有用なツールとして、様々な活動に役立つことが目的。


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