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乗車前のアルコール確認義務化に対応したサービスを、 スマートフォン連動型PHRサービスをベースとして提供開始【PR】

 提供  キーウェアソリューションズ株式会社

 日本でも、医療・健康情報を収集し一元的に管理する仕組みである「PHR(パーソナル ヘルス レコード)」の活用に向けた動きが活発になってきた。PHRは、医療の質を向上する切り札として期待されている。

 キーウェアソリューションズは、スマートフォンを活動量計や体重計などにタッチするだけでデータを読み込めるアプリを配信しており、自治体や企業・健保など、さまざまな場面で導入が進んでいる。

 このたび、一般企業においても義務化が決定した"乗車前のアルコールの確認"システムがリリースされた。PHRサービスを基盤にしており、業務上の安全管理とドライバーを含めた社員の健康管理の融合を図っている。

PHRが医療を進歩させる

 PHR(パーソナル ヘルス レコード)とは、患者が自らがスマートフォン・アプリなどを利用して、医療・健康情報を集めて一元的に保存する仕組み。それを医療機関や導入団体と共有し活用することで、医療・生活の質を向上できると考えられている。

 特定保健指導を実施する際、対象者自身が積極的に食事や運動など生活スタイルを改善していくことが重要だ。そのために、自分自身の行動を変化させ(行動変容)、それを続けていくこと(自己管理)が重要となる。

 PHRを活用することで、対象者自身が自発的に行動変容や自己管理に取り組み、生活や治療の質を向上したという報告が増えている。PHRの活用は医療費の抑制にも効果的と期待されている。

使いやすくなったPHRが日本でも普及

 PHRでは、インターネットを介する情報のやりとりが前提になる。日本ではこれまで、デジタル機器の利用を難しいと感じる人が少なくなく、PHRの普及はなかなか進まない現状があった。それが、スマートフォンの普及にともない、一気に広がる兆しが見えはじめている。

 その先陣を切っているのが、ITソリューションなどを提供しているキーウェアソリューションズが提供するサービス「健康からだコンパス LifeRoute(ライフルート)」だ。

 「健康からだコンパス LifeRoute」は、体重や血圧、血糖値などの健康情報や歩数などの運動記録に加えて、食事や日常生活の記録をメモや写真で登録・管理することで、毎日の健康管理に役立てることができるサービス。

 スマホで健康情報(体重、血圧、活動量、食事写真、血糖値など)をまとめて簡単に登録・管理できる。自身での生活の振り返りに加え、閲覧許可を付与することで、医師や看護師、保健師などと情報を共有することも可能だ。

無料のアプリで健康管理

 「健康からだコンパス LifeRoute」アプリでできることは主に次のことだ――。

■ 毎日の体の変化がすぐに分かる
 体重・血圧・運動記録(歩数)・生活記録・血糖値などのデータや、食事の写真などの日々の記録をつけるライフログを、一緒に管理することができる。生活内容と体の変化が一目瞭然になり、毎日の健康管理に役立てることができる。

■ 簡単なデータ登録
 健康データをスマートフォンで入力できる。FeliCa(NFC)に対応した活動量計や体組成計などの健康機器なら、タッチするだけでデータを読み込み登録できる。毎日の記録がより簡単・正確になる。
 Android OSとiOSに対応しており、どちらもスマートフォン単体で読み込みができる。

■ 健康管理をアドバイス
 利用者をサポートする管理者向けツールも提供。サポーター管理画面で、血糖や血圧などのバイタル値や、食事写真などのライフログを、時系列で確認することができる。
 こうした情報を、医療機関や介護施設、企業・健保、自治体などと共有し、指導者がアドバイスすることで、より効果的な療養指導や保健指導が可能になる。

健康からだコンパス LifeRoute(キーウェアソリューションズ)

 タッチするだけでデータの読み込みができる対応機器は、活動量計、体組成計、電子体温計、歩数計、パルスオキシメータ、血糖測定器、血圧計など多様だ。対応機器は今後も拡大していく予定で、ホームページで詳しく紹介されている。
「LifeRoute」の使い方・よくある質問

*一部機能は有料登録が必要です

医療・介護・健康分野でのICT利活用を推進

 総務省は、医療・介護・健康分野におけるICT利活用の推進を図っている。保険者である自治体に蓄積されている健診・レセプトデータ(保険診療データ)、事例データ、エビデンスデータ(臨床結果などによる科学的根拠)などを収集し、地域や個人が抱える課題に応じた適切な保健指導施策の提案を2017年度から実施している。

 「健康からだコンパス LifeRoute」は、すでに埼玉利根保健医療圏で、地域のかかりつけ医や医療機関をネットワーク化する地域医療ネットワーク「とねっと」に活用され、実績を生んでいる。「とねっと」の登録数は約3万人だ。

 栃木県の「ICT活用特定保健指導推進事業」にも採用されている。今後、自治体での取り組み例が増えていく見込みだ。医療機関での取組み例も増えており、糖尿病などの慢性疾患の自己管理を支援し、医療機関での作業効率化に貢献している。

【事例】栃木県ICT活用特定保健指導推進事業

<導入の背景>

  • 特定保健指導は実施率が低く、これまで指導が受けられなかった者への実施率向上が課題になっていた。
  • 従来型の手法に加え、ICTの特性を活用することで実施率及び実施効果の向上を図る。
  • モデル事業として、ICTツールを提供し、実施した結果をもとに県内保険者等におけるICT活用を促進する。

<実施内容>

 データセンターに保存されているバイタル/ライフログ情報を共有しながらテレビ電話による遠隔面談を実施。

「乗務前確認サービス Powered by LifeRoute」をリリース

 2021年の白ナンバートラックの事故を契機に、2022年4月に道路交通法施行規則が改正された。すでに義務化対象となっている緑ナンバーを保有する事業者に加え、2023年12月からは白ナンバー車両を5台以上保有する事業者に対しても、乗務前のアルコール検知器による酒気帯び確認が義務化対象となった。
 このほど、「LifeRoute」をベースに、ドライバーの乗車前アルコールチェック、車両管理を行うことができ、対面確認・遠隔確認の両方に対応したクラウド連携サービス「乗務前確認サービス Powered by LifeRoute」の提供を開始した。

 このサービスではアルコール検知器「フーゴ スマートBt(フィガロ技研)」に対応しており、Bluetooth通信で手軽にデータ連携をできることが利点だ。

 事務所で行う対面確認のほか、運行管理者とドライバーが離れた場所にいる「遠隔確認」でも、テレビ電話でアルコールチェックの様子を見ながら数値を報告させることができ、なりすましを防止できる。確認結果の記録はデータセンターにて2年間保存される。

 このサービスで利用しているインフラは「LifeRoute」の健康管理ソリューションと同じもので、導入企業ではドライバーのみならず、社員の健康管理にも活用できるとしている。

乗務前確認サービス Powered by LifeRoute(キーウェアソリューションズ)

[保健指導リソースガイド編集部]
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