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自殺予防のために、子どもに対する死の教育は母親の役割が重要
2013年12月02日
連載「生と死を考える」保健指導実践者に向けてデーケン先生からのメッセージ(アルフォンス・デーケン 上智大学名誉教授)を更新しました。
第2回のテーマは、「自殺予防のために何ができるでしょう」とし、筆者が行ってきた「死の哲学」の講義の様子や、子どもに対する死の教育、悲嘆のプロセスの12段階などを紹介します。
自分の命を自殺によって絶つことは両親に対する侮辱行為です。私が教育を受けたヨーロッパでは、自殺に対して厳しい態度をとります。
キリスト教の解釈では、「命は神からいただいたものであると同時に神の姿が生きている」とされています。だからこそ、命は尊く、大切だという教えです。
自殺の統計を見てみると、日本は、なかなか減る傾向にありませんが、ドイツではここ20年で半分に減っています。
私は、約30年間上智大学で「死の哲学」を教えてきましたが、年2回は自殺について考える講義を行っていました。講義では、子どもが自死した父親に息子の死と父親としての悲しみや苦しみを語ってもらう機会を設けました。
オピニオン第2回のテーマは、「自殺予防のために何ができるでしょう」とし、筆者が行ってきた「死の哲学」の講義の様子や、子どもに対する死の教育、悲嘆のプロセスの12段階などを紹介します。
「生と死を考える」保健指導実践者に向けてデーケン先生からのメッセージ
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