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多くの病気の早期発見に効果がある「人間ドック」の定期的受診を

 連載「人間ドックと特定健診・特定保健指導の実際」(和田 高士/東京慈恵会医科大学 総合健診・予防医学センター 教授)の第3回を更新しました。第3回は「一次予防・二次予防・三次予防と人間ドック」とし、予防医学としての人間ドック受診の必要性について解説しています。

一次予防・二次予防・三次予防と人間ドック

 医学の中で、病気になったら治すという「治療医学」に対して、病気にならないように予防する「予防医学」があります。一次予防、二次予防、三次予防は、「予防医学」から出てきている言葉です。

 「予防医学」では、病気を予防するだけでなく、より広い意味で、疾病予防、障害予防、寿命の延長、身体的・精神的健康の増進を目的としています。

 病気を未然に防ぐだけではなく、病気の進展を遅らせること、再発を防止することも予防であるとされています。それに基づいて分類されている、一次予防、二次予防、三次予防は、次の表の通りです。

 予防とは、「前もって悪い事態にならないように防ぐこと」ということを頭において、それぞれの分類を見ていくと、言葉の意味が理解しやすくなるのではないでしょうか?

オピニオン「人間ドックと特定健診・特定保健指導の実際」
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[保健指導リソースガイド編集部]
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