ニュース
【連載更新】精神保健事業に組み込んで実施した放射線に関する協働実践
2016年01月21日
連載「保健師の活動と放射線について」の第9回を公開しました。
対象別協働実践報告(3) 精神・社会的弱者
目に見えず、理解しづらい「放射線」への不安を抱えながら生活を送ることは、多くの人々に先の見えないストレスを与えているといえます。
災害による生活環境の変化や、経済的影響、風評被害などにより、住民にとって安全と安心は一体とは言えず、低レベル放射線の影響下において、自治体や専門家は科学的に「安全である」ことについてこれまでも住民へ丁寧に説明を行ってきていますが、それと住民にとっての「安心感」とにはまだギャップがあるように思われます。
そのギャップを縮めるために、私たちは、「保健師の活動と放射線」について、災害時下の福島で活動する保健師との協働実践を行ってきました。連載のNo.7・No.8では、母子および高齢者に対する協働実践について報告をしました。
今回は、精神障害者を対象に、既存の精神保健事業に組み込んで実施した放射線に関する協働実践について報告します。
オピニオン「保健師の活動と放射線について」
地域保健 トップページ
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2024 SOSHINSHA All Rights Reserved.
「地域保健」に関するニュース
- 2024年04月30日
- タバコは歯を失う原因に 認知症リスクも上昇 禁煙すれば歯を守れて認知症も予防できる可能性が
- 2024年04月25日
-
厚労省「地域・職域連携ポータルサイト」を開設
人生100年時代を迎え、保健事業の継続性は不可欠 - 2024年04月23日
- 生鮮食料品店が近くにある高齢者は介護費用が低くなる 自然に健康になれる環境づくりが大切
- 2024年04月22日
- 運動が心血管疾患リスクを23%低下 ストレス耐性も高められる 毎日11分間のウォーキングでも効果が
- 2024年04月22日
- 職場や家庭で怒りを爆発させても得はない 怒りを効果的に抑える2つの方法 「アンガーマネジメント」のすすめ
- 2024年04月22日
- 【更年期障害の最新情報】更年期は健康な老化の入り口 必要な治療を受けられることが望ましい
- 2024年04月22日
- 【肺がん】進行した人は「健診やがん検診を受けていれば良かった」と後悔 早期発見できた人は生存率が高い
- 2024年04月18日
- 人口10万人あたりの「常勤保健師の配置状況」最多は島根県 「令和4年度地域保健・健康増進事業の報告」より
- 2024年04月18日
- 健康診査の受診者数が回復 前年比で約4,200人増加 「地域保健・健康増進事業の報告」より
- 2024年04月16日
- 塩分のとりすぎが高血圧や肥満の原因に 代替塩を使うと高血圧リスクは40%減少 日本人の減塩は優先課題