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3月1日から子ども予防接種週間 予防接種率の向上を

 日本医師会、日本小児科医会、厚生労働省は3月1日から7日までの7日間を「子ども予防接種週間」として、地域住民の予防接種に対する関心や予防接種率の向上を図ります。

 4月からの入園・入学に備え、保護者の予防接種への関心を高めるとともに、接種漏れを見直すのに最適な時期です。

 同週間は毎年、入園や入学を控えた子どもの集団生活に備え、保護者が予防接種への関心を高める時期に合わせて行われている。

 ワクチンで防げる病気(VPD:Vaccine Preventable Diseasesの略)を未然に防ぐため、必要な予防接種を受けることは有効だが、副作用の心配や、接種スケジュールの立て方が難しい、といった保護者からの声も多く聞かれる。

 平成28年10月から定期接種が始まったB型肝炎ワクチンなど、近年、新しく定期接種の対象になったワクチンもあるため、同週間では各医師会や協力医療機関などにおいて、ワクチンや接種スケジュールなど予防接種に関する保護者からの相談対応にあたる。最新の予防接種スケジュールは国立感染症研究所のHPで公開されている。

 また期間中は協力医療機関で土曜・日曜にも予防接種を受けられる場合がある(予約は必要)。協力医療機関のリストは、日本医師会のHPに全国の情報が集約されているほか、各自治体のHPで案内されていることもある。

令和2年度「「子ども予防接種週間」の実施について(厚生労働省)
子ども予防接種週間 各地域の実施内容(協力医療機関リストなど)【令和3年度】(日本医師会)
予防接種スケジュール(国立感染症研究所)
[yoshioka]
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