ニュース
保健事業の継続性を、生涯にわたり途切れさせないために
「令和4年度地域・職域連携推進関係者会議」より
2023年03月16日
地域・職域連携で、個人の健康情報共有の推進を
この課題を解決するため「地域保健と職域保健が連携し、個人の健康情報や提供する保健事業の共有を推進することが重要」と五十嵐氏は説明。
実際に、地域・職域連携を進めることによって人々の健康支援に大きな一歩を踏み出すことができるとして、下記を提示している。
効果的・効率的な保健事業の実施
- 地域及び職域が保有する健康に関する情報を共有・活用することにより、地域全体の健康課題をより明確に把握することが可能となる。
- 保健サービスの量的な拡大により対象者が自分に合ったサービスを選択し、受けることができる。
- 保健サービスのアプローチルートの拡大に繋がり、対象者が保健サービスにアクセスしやすくなる。
- 地域・職域で提供する保健サービスの方向性の一致を図ることが可能となる。
これまで支援が不十分だった層への対応
- 働き方の変化やライフイベント等に柔軟に対応できる体制の構築により、生涯を通じた継続的な健康支援を実施することが可能となる。
- 被扶養者等既存の制度では対応が十分ではない層へのアプローチが可能となる。
- 小規模事業場(自営業者等も含む)等へのアプローチが可能となり、労働者の健康保持増進が図られる。
地域・職域連携推進事業の意義
(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
地域・職域連携推進ガイドライン(令和元年9月改訂)
(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
出典:地域・職域連携の推進について(2023.1.19)より
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2023 SOSHINSHA All Rights Reserved.

「地域保健」に関するニュース
- 2023年03月16日
- 人工妊娠中絶件数は前年に比べ減少 今後も望まない妊娠を減らす工夫が必要 「令和3年度 衛生行政報告」
- 2023年03月16日
-
保健事業の継続性を、生涯にわたり途切れさせないために
「令和4年度地域・職域連携推進関係者会議」より - 2023年03月14日
- 新型コロナ対策は新たな局面に 3月13日からマスク着用が緩和 現時点で実施すべき「必要最小限」の感染症対策とは?
- 2023年03月14日
- 食事から摂る「ビタミンD」に健康効果 女性・日光・高血圧・カルシウムが影響 日本人10万人を調査
- 2023年03月13日
- 女性のメンタル不調に「鉄分の不足」が関係 「ゆううつ」「集中できない」の原因は鉄欠乏性貧血かも?
- 2023年03月13日
- 「世界腎臓デー」 40代の4割以上が慢性腎臓病を知らない 腎臓を守るために何が必要?
- 2023年03月13日
- ペットに介護予防の効果 ペット飼育によりフレイルや自立喪失は大幅低下 社会保障費も抑制
- 2023年03月07日
- 女性の健康週間2023 女性の「更年期障害」をどう迎えれば良い? 大人の相談室を公開
- 2023年03月06日
- 【新型コロナ】感染が拡大しやすいのは今でも「夜間営業の飲食店」 保健所の調査から明らかに 東京都
- 2023年03月06日
- 7つの健康的な生活スタイルで女性の認知症を予防 今日から実行できる「ライフズ シンプル 7」