厚生労働省『標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)』公表
アウトカム評価の導入とICT活用の推進が大きな変更点
特定保健指導では、アウトカム評価(腹囲2cm・体重2kg減)の導入
ICT活用の推進など
特定保健指導に関する主な変更点は以下の通り。
- 一般的な保健指導に関する内容と特定保健指導に関する内容を整理し、章の構成を変更(第3編第3章)
- 「ICTを活用した保健指導とその留意事項」を追加(第3編第3章)
- アウトカム評価の導入に伴う全体的な記載事項の修正(第3編第3章)
- 「情報提供・保健指導の実施内容」と「望ましい保健指導」の整理・統合(第3編第3章)
- 別添1~4について、冊子内への記載から冊子内にリンク先のURLを記載する方式に変更(第3編第3章)
大きな変更点は、アウトカム評価の導入とICTを活用した特定保健指導の推進である。主な点を整理すると次の通り。
アウトカム評価の導入について
- 特定保健指導の成果を重視し、アウトカム評価を基本とする評価方法の導入に伴う記載事項の改訂
- 180ポイントで特定保健指導終了とし、主要達成目標の腹囲2cm・体重2kg減は180ポイントと設定することに伴う記載事項の改訂
- 腹囲2cm・体重2kg減が未達成の場合においては、対象者の行動変容等のアウトカムを評価し、プロセス評価と合わせて180pになる構造とすることに伴う記載事項の改訂
積極的支援における継続支援の第3期と第4期の評価体系の比較
(画像をクリックすると、大きな画像が表示されます)
出典:「第3回第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会」(2022.10.12)参考資料1-2より
ICTを活用した特定保健指導の推進について
- ICTを活用した特定保健指導を行うにあたっての留意点等の記載の追加
- 特定保健指導の過程で効果的なアプリケーションソフトウェアの機能等についての記載の追加
そのほか「体制・基盤整備、総合評価」では、人材育成体制の整備に「健診実施機関・保健指導実施機関の役割」を追加。また最新の知見を反映した健診・保健指導内容の見直しのための体制整備に「保険者の役割」「保険者中央団体の役割」も追加した。
様式集については冊子内への記載から冊子内にリンク先のURLを記載する方式に変更。地域・職域連携「地域・職域連携推進ガイドライン」への参照の追加とガイドライン内の「地域・職域連携の意義に関する図」なども追加している。
本サイトに掲載されている記事・写真・図表の無断転載を禁じます。

