ニュース

地域職域連携と、職場環境・健康リスク要因への注意と把握がポイント

 連載「中小企業の安全で元気な職場つくりを支援するために」(柴田 英治 愛知医科大学医学部衛生学講座 教授)第2回を更新しました。

 中小企業の安全で元気な職場つくりを支援するために、どこと連携するのか。キーワードの第1は連携です。

 単独の組織や職能で中小企業の安全衛生を守るのは困難です。何と言っても主役である中小企業の労使での活動が最も重要ですが、それを支えるのは様々な専門職と行政機構、民間の組織で、これらが重層的に関与することが大切です。

 また、決まった連携の仕方があるわけではありません。地域、業種、取り扱う物質、生産の仕方などによって千差万別の連携のあり方が考えられます。

 例えば地場産業などでは同業者のつながりが強く、商品開発やイベントの計画など様々な課題での連携がすでに行われています。

 私が勤めている愛知医科大学は窯業で有名な瀬戸市に隣接する長久手市にあります。窯業関連の同業者組合では何とかして職人さんたちのじん肺を防ごうという運動から始まった地元密着型の労働衛生機関が現在も活動しています。

オピニオン「中小企業の安全で元気な職場つくりを支援するために」
産業保健 トップページ

[保健指導リソースガイド編集部]
side_メルマガバナー

「産業保健」に関するニュース

2025年02月25日
【国際女性デー】女性と男性はストレスに対する反応が違う メンタルヘルス対策では性差も考慮したアプローチを
2025年02月25日
【国際女性デー】妊娠に関連する健康リスク 産後の検査が不十分 乳がん検診も 女性の「機会損失」は深刻
2025年02月25日
ストレスは「脂肪肝」のリスクを高める 肥満やメタボとも関連 孤独や社会的孤立も高リスク
2025年02月25日
緑茶を飲むと脂肪肝リスクが軽減 緑茶が脂肪燃焼を高める? 茶カテキンは新型コロナの予防にも役立つ可能性が
2025年02月17日
働く中高年世代の全年齢でBMIが増加 日本でも肥満者は今後も増加 協会けんぽの815万人のデータを解析
2025年02月17日
肥満やメタボの人に「不規則な生活」はなぜNG? 概日リズムが乱れて食べすぎに 太陽光を浴びて体内時計をリセット
2025年02月17日
中年期にウォーキングなどの運動を習慣にして認知症を予防 運動を50歳前にはじめると脳の健康を高められる
2025年02月17日
高齢になっても働き続けるのは心身の健康に良いと多くの人が実感 高齢者のウェルビーイングを高める施策
2025年02月12日
肥満・メタボの割合が高いのは「建設業」 業態で健康状態に大きな差が
健保連「業態別にみた健康状態の調査分析」より
2025年02月10日
緑茶やコーヒーを飲む習慣は認知症リスクの低下と関連 朝にコーヒーを飲むと心血管疾患リスクも低下
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,000名)
登録者の内訳(職種)
  • 産業医 3%
  • 保健師 46%
  • 看護師 10%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 22%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶