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地域職域連携と、職場環境・健康リスク要因への注意と把握がポイント
2014年03月05日
連載「中小企業の安全で元気な職場つくりを支援するために」(柴田 英治 愛知医科大学医学部衛生学講座 教授)第2回を更新しました。
中小企業の安全で元気な職場つくりを支援するために、どこと連携するのか。キーワードの第1は連携です。
単独の組織や職能で中小企業の安全衛生を守るのは困難です。何と言っても主役である中小企業の労使での活動が最も重要ですが、それを支えるのは様々な専門職と行政機構、民間の組織で、これらが重層的に関与することが大切です。
また、決まった連携の仕方があるわけではありません。地域、業種、取り扱う物質、生産の仕方などによって千差万別の連携のあり方が考えられます。
例えば地場産業などでは同業者のつながりが強く、商品開発やイベントの計画など様々な課題での連携がすでに行われています。
私が勤めている愛知医科大学は窯業で有名な瀬戸市に隣接する長久手市にあります。窯業関連の同業者組合では何とかして職人さんたちのじん肺を防ごうという運動から始まった地元密着型の労働衛生機関が現在も活動しています。
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