世界の肥満人口は21億人 減量に成功した国はひとつもない
「世界肥満実態(GBD)調査」は、ワシントン大学健康指標評価研究所(IHME)が188ヵ国の最新のデータをまとめたもので、結果は医学誌「ランセット」に発表された。
(1)米国(8,690万人)
(2)中国(6,200万人)
(3)インド(4,040万人)
(4)ロシア(2,920万人)
(5)ブラジル(2,620万人)
(6)メキシコ(2,490万人)
(7)エジプト(2,180万人)
(8)ドイツ(1,710万人)
(9)パキスタン(1,670万人)
(10)インドネシア(1,510万人) 肥満や過体重は世界的に1980年代から増えはじめたが、先進国では1992~2002年に爆発的に増え、2006年頃から増加率が落ち着きはじめたという。逆に途上国では、今後も増え続ける可能性がある。 特に肥満が増えているのは子供や若者で、50%近く増えているという。2013年の過体重・肥満の子供や若者の割合は、先進国では男性24%以上、女性22%以上に上る。 BMIが23を超えると、心血管疾患、がん、2型糖尿病、変形性関節症、慢性腎臓病を発症しやすくなり、健康上の危険性が高まる。2010年に肥満・過体重が原因で死亡した人の数は世界で340万人と推定されており、そのうちのほとんどが心血管系の原因であった。 世界保健機関(WHO)は2025年までに全世界の肥満の増加を止める目標を掲げている。「肥満や過体重は寿命を縮める原因になります。肥満を解消するために、世界規模で対策する必要があります」と、マーレー教授は強調している。 Nearly one-third of the world's population is obese or overweight, new data show(ワシントン大学健康指標評価研究所 2014年5月28日)
Global, regional, and national prevalence of overweight and obesity in children and adults during 1980―2013: a systematic analysis for the Global Burden of Disease Study 2013(ランセット 2014年5月29日)

