ニュース
【連載更新】尊厳死について
2016年08月29日
連載「地域での看取り」(神山 欣子:看護師、社会福祉士、介護支援専門員、MBA(経営学修士)/栗岡 住子:保健師、産業カウンセラー、MBA、博士(医学))の第8回を公開しました。
日本尊厳死協会は、自分の意思を記しておくリビングウィルを推奨しています。回復の見込みがなく、命のともしびが消え去ろうとしているときにも、現代の医療は生命維持装置を駆使して延命することが可能です。
「あらゆる手段を使って生きたい」と願っている人の意思も尊重されるべきですが、チューブや機械に繋がれて、身動き取れないように拘束されたままの治療を受けたくないと考えている人の意思も尊重されるべきです。そのような人が関係者にあてた「尊厳死の宣言書」を日本尊厳死協会が示しています。(http://www.songenshi-kyokai.com/living_will.html)
みなさんは、尊厳死のことを身近な問題として考えたことがありますか?
1.認知症高齢者と環境
厚生労働省は2025年には65歳以上の認知症高齢者の日常生活自立度II以上の割合を12.8%と推定しています。誰もが認知症になるリスクをもっており、年齢が高くなるほど割合は高くなると考えられます。
オピニオン「地域での看取り」地域保健トップページ
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2023 SOSHINSHA All Rights Reserved.


「地域保健」に関するニュース
- 2023年08月28日
- 極端な「糖質制限」や「脂質制限」は危険? 日本人に適した食事スタイルは? 8万人超を調査
- 2023年08月28日
- カラフルな野菜を食べている人は認知症の発症が少ない ホウレンソウやブロッコリーを食べて認知症を予防
- 2023年08月28日
- わずか5分の運動でも「がんリスク」を32%減少 無理なく続けられる「新しい運動法」を開発
- 2023年08月28日
- 週末の「寝だめ」では平日の睡眠不足のダメージを回復できない 寝不足が心臓の健康に悪影響
- 2023年08月28日
- 高齢者の「フレイル」の発生リスクを40%低減 「要支援」の高齢者が通所系サービスを利用すると効果
- 2023年08月21日
- 肥満やメタボが「腰痛」を引き起こす コロナ禍でさらに増加 「腰痛」を改善する運動は?
- 2023年08月21日
- 朝食欠食が肥満やメタボのリスクを上昇 朝食を食べない人に共通する生活スタイルは?
- 2023年08月21日
- アルコールが高血圧の原因に 飲酒量が少ない人も血圧が上昇 2万人弱を調査
- 2023年08月21日
- ストレスを解消する簡単で効果的な方法 「みんなと楽しく食べる」「睡眠を改善する」
- 2023年08月21日
- 「運動アプリ」がメンタルヘルスも改善 スマホアプリの導入は運動指導で障壁の低い介入に