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【世界糖尿病デー】東京都「今日から始めよう!糖尿病予防」キャンペーン 都民の4人に1人は糖尿病かその予備群
2021年11月09日

東京都は、11月14日の世界糖尿病デーに合わせて、「今日から始めよう 糖尿病予防」というキャンペーンを開始した。
「40~74歳の都民の4人に1人は、糖尿病を発症しているかその予備群」として、都庁舎や都立施設などをシンボルカラーのブルーでライトアップし、デジタルサイネージによる糖尿病啓発、リーフレット「忍び寄る糖尿病 見直そう生活習慣」の公開などを展開し、糖尿病予防を呼びかけている。
「40~74歳の都民の4人に1人は、糖尿病を発症しているかその予備群」として、都庁舎や都立施設などをシンボルカラーのブルーでライトアップし、デジタルサイネージによる糖尿病啓発、リーフレット「忍び寄る糖尿病 見直そう生活習慣」の公開などを展開し、糖尿病予防を呼びかけている。
糖尿病は予防できる 生活習慣の見直しを

40~74歳の都民の4人に1人は糖尿病かその予備群
東京都の調査によると、40~74歳の都民の4人に1人は、糖尿病を発症しているかその予備群だ。
▼朝食を食べない、▼夕食をとるのが遅め、▼揚げ物が好きでよく食べる、▼ビールを毎日2本以上飲んでいる、▼毎日忙しくて運動をあまりしていない、▼睡眠不足が続き、ストレスもたまっている――といった生活スタイルが当てはまる人は2型糖尿病のリスクが高いので、生活改善が必要と注意を呼びかけている。
糖尿病のことを正しく知ることが、予防の第一歩になる。都では、2型糖尿病の発症予防に役立つ知識を盛り込んだリーフレットとパンフレットを、専門家の監修のもと、都民向けと企業・団体などの健康管理担当者向けの2種類を作成し、ホームページで公開している。
この啓発資料では、糖尿病や糖尿病のリスクについて分かりやすくポイントを解説し、健診結果の見方や、健診結果と照らし合わせたリスク・チェックなどを紹介。
日常生活で行える生活スタイルの改善策を紹介し、ウォーキングマップなど予防に役立つ追加情報を見られるQRコードも利用できる。
都では「糖尿病のリスクは、血液検査で確認できます。血糖値が高めであれば、かかりつけ医に相談しましょう。また、糖尿病と診断された場合は、早期治療および治療継続が重要です」と呼びかけている。
糖尿病発症予防啓発資料「忍び寄る糖尿病 見直そう生活習慣」(東京都)
東京で予定されているブルーライトアップ
11月14日の世界糖尿病デーに合わせて、国内外のさまざまな建造物が、シンボルカラーのブルーにライトアップされる。
東京都でも、都庁舎や都立施設、賛同する施設でブルーライトアップが実施される。
期 間 | 場 所 | 点灯時刻(予定) |
11月8日(月)~14日(日) | 東京都庁第一本庁舎 | 午後6:00~8:00 |
東京芸術劇場 | 日没~午後10:00 | |
東京ゲートブリッジ | 日没~午前0:00 | |
駒沢オリンピック公園 | 日没から午後11:00 | |
渋谷スクランブルスクエア | 日没~午前0:00 | |
11月1日(月)~14日(日) | 渋谷ヒカリエ | 日没30分後~午前1:00 |
11月14日(日) | 東京ビッグサイト | 日没~午後10:00 |
ゆりかもめ新橋駅 | 午後5:00~営業時間終了 |

とうきょう健康ステーション(東京都福祉保健局)
職場の健康づくりガイドブック
糖尿病予防~職場の重症化予防対策
東京都における糖尿病医療連携の取組(東京都福祉保健局)
東京都糖尿病性腎症重症化予防プログラム(東京都福祉保健局)
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