ニュース
新連載「人間ドックと特定健診・特定保健指導の実際」~朝食欠食とメタボ
2014年02月14日
新連載「人間ドックと特定健診・特定保健指導の実際」(和田 高士/東京慈恵会医科大学 総合健診・予防医学センター 教授)を公開しました。
人間ドック受診者の生活習慣の傾向
朝食の欠食とむらはメタボ発症につながりやすい
国では朝食の欠食は健康に悪影響を及ぼすという観点から、健康日本21では欠食率の減少を数値目標に掲げ、さらに平成22年度の食生活改善普及運動実施要綱の重点活動の目標としています。
食事量、食事摂取エネルギーが多ければ肥満になることは言うまでもありません。夕食を欠く人はいないでしょうが、朝食の欠食は少なくありません。朝食を食べること、すなわち朝食により食事摂取量が増えることはどうなのでしょうか?
我々は肥満研究(日本肥満学会機関誌)で報告しましたが、2002年の断面調査では1週間での朝食摂取の0日群がBMI25以上を占める率がもっとも低く23%でした。一方週1日では35%ともっとも高く、次は週3日の31%という結果が得られました。
オピニオン「人間ドックと特定健診・特定保健指導の実際」朝食の欠食とむらはメタボ発症につながりやすい
特定健診・特定保健指導 トップページ
掲載記事・図表の無断転用を禁じます。©2009 - 2025 SOSHINSHA All Rights Reserved.


「特定保健指導」に関するニュース
- 2025年02月25日
- 【国際女性デー】女性と男性はストレスに対する反応が違う メンタルヘルス対策では性差も考慮したアプローチを
- 2025年02月25日
- 【国際女性デー】妊娠に関連する健康リスク 産後の検査が不十分 乳がん検診も 女性の「機会損失」は深刻
- 2025年02月25日
- ストレスは「脂肪肝」のリスクを高める 肥満やメタボとも関連 孤独や社会的孤立も高リスク
- 2025年02月25日
- 緑茶を飲むと脂肪肝リスクが軽減 緑茶が脂肪燃焼を高める? 茶カテキンは新型コロナの予防にも役立つ可能性が
- 2025年02月17日
- 働く中高年世代の全年齢でBMIが増加 日本でも肥満者は今後も増加 協会けんぽの815万人のデータを解析
- 2025年02月17日
- 肥満やメタボの人に「不規則な生活」はなぜNG? 概日リズムが乱れて食べすぎに 太陽光を浴びて体内時計をリセット
- 2025年02月17日
- 中年期にウォーキングなどの運動を習慣にして認知症を予防 運動を50歳前にはじめると脳の健康を高められる
- 2025年02月17日
- 高齢になっても働き続けるのは心身の健康に良いと多くの人が実感 高齢者のウェルビーイングを高める施策
- 2025年02月12日
-
肥満・メタボの割合が高いのは「建設業」 業態で健康状態に大きな差が
健保連「業態別にみた健康状態の調査分析」より - 2025年02月10日
- 【Web講演会を公開】毎年2月は「全国生活習慣病予防月間」2025年のテーマは「少酒~からだにやさしいお酒のたしなみ方」