ニュース

新連載「人間ドックと特定健診・特定保健指導の実際」~朝食欠食とメタボ

 新連載「人間ドックと特定健診・特定保健指導の実際」(和田 高士/東京慈恵会医科大学 総合健診・予防医学センター 教授)を公開しました。

人間ドック受診者の生活習慣の傾向
朝食の欠食とむらはメタボ発症につながりやすい

 国では朝食の欠食は健康に悪影響を及ぼすという観点から、健康日本21では欠食率の減少を数値目標に掲げ、さらに平成22年度の食生活改善普及運動実施要綱の重点活動の目標としています。

 食事量、食事摂取エネルギーが多ければ肥満になることは言うまでもありません。夕食を欠く人はいないでしょうが、朝食の欠食は少なくありません。朝食を食べること、すなわち朝食により食事摂取量が増えることはどうなのでしょうか?

 我々は肥満研究(日本肥満学会機関誌)で報告しましたが、2002年の断面調査では1週間での朝食摂取の0日群がBMI25以上を占める率がもっとも低く23%でした。一方週1日では35%ともっとも高く、次は週3日の31%という結果が得られました。

オピニオン「人間ドックと特定健診・特定保健指導の実際」
特定健診・特定保健指導 トップページ

[保健指導リソースガイド編集部]
side_メルマガバナー

「特定保健指導」に関するニュース

2025年07月28日
日本の「インターバル速歩」が世界で話題に 早歩きとゆっくり歩きを交互に メンタルヘルスも改善
2025年07月28日
肥満と糖尿病への積極的な対策を呼びかけ 中国の成人男性の半数が肥満・過体重 体重を減らしてリスク軽減
2025年07月28日
1日7000歩のウォーキングが肥満・がん・認知症・うつ病のリスクを大幅減少 完璧じゃなくて良い理由
2025年07月28日
【妊産婦を支援】妊娠時に頼れる人の数が産後うつを軽減 妊婦を支える社会環境とメンタルヘルスを調査
2025年07月22日
【大人の食育】企業や食品事業者などの取り組み事例を紹介 官民の連携・協働も必要 大人の食育プラットフォームを立ち上げ
2025年07月22日
高齢者の社会参加を促すには「得より損」 ナッジを活用し関心を2倍に引き上げ 低コストで広く展開でき効果も高い 健康長寿医療センター
2025年07月18日
日本人労働者の3人に1人が仕事に影響する健康問題を経験 腰痛やメンタルヘルスなどが要因 働きながら生産性低下を防ぐ対策が必要
2025年07月18日
「サルコペニア」のリスクは40代から上昇 4つの方法で予防・改善 筋肉の減少を簡単に知る方法も
2025年07月14日
適度なアルコール摂取は健康的? 大量飲酒の習慣は悪影響をもたらす お酒との良い関係
2025年07月14日
暑い夏の運動は涼しい夕方や夜に ウォーキングなどの運動を夜に行うと睡眠の質は低下?
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,800名)
登録者の内訳(職種)
  • 医 師 3%
  • 保健師 47%
  • 看護師 11%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 20%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶