ニュース

中小企業の安全衛生を守るために~保健師に大きな期待

 連載「中小企業の安全で元気な職場つくりを支援するために」(柴田 英治 愛知医科大学医学部衛生学講座 教授)第3回を更新しました。

 すでに見てきたように、中小企業の安全衛生を守る活動には様々な連携の仕方があり、地域、業種、人材など様々な事情に応じて最適な連携の在り方を模索する必要があります。

 ある意味ではこのような連携のあり方を提案することが最も重要といえるのかもしれません。

 しかし、この提案の仕事はいったい誰がやるのでしょうか?

 少数の労使が分散している中小企業をサポートする仕事は効率が悪く、ビジネスになりにくいという難点があります。これを克服しなければなりませんが、条件さえあれば、それは不可能ではありません。

 職能としてこのような仕事ができる条件が最もそろっているのは間違いなく保健師です。

 公衆衛生の専門教育を受けている保健師はここの労働者やそれぞれの職場で行われている業務が彼らの健康に及ぼす影響を認識することができます。

オピニオン「中小企業の安全で元気な職場つくりを支援するために」
産業保健 トップページ

[保健指導リソースガイド編集部]
side_メルマガバナー

「産業保健」に関するニュース

2025年08月21日
令和7年(1月~7月)の自殺者は11,143人 前年同期比で約10%減少(厚生労働省)
2025年08月21日
歯の本数が働き世代の栄養摂取に影響 広島大学が新知見を報告
2025年08月20日
育休を「取りたい」若者は7割超 仕事と育児との両立で不安も 共に育てる社会の実現を目指す(厚生労働省)
2025年08月13日
小規模事業場と地域を支える保健師の役割―地域と職域のはざまをつなぐ支援活動の最前線―
【日本看護協会「産業保健に関わる保健師等の活動実態調査」】〈後編〉
2025年08月07日
世代別・性別ごとの「総患者数」を比較-「令和5年(2023)の患者調査」の結果より(日本生活習慣病予防協会)
2025年08月06日
産業保健師の実態と課題が明らかに―メンタルヘルス対応の最前線で奮闘も、非正規・単独配置など構造的課題も―
【日本看護協会「産業保健に関わる保健師等の活動実態調査」】〈前編〉
2025年08月05日
【インタビュー】2週間のデトックスで生産性が変わる?
製薬の『アルコールチャレンジ』に学ぶ健康経営
2025年07月28日
日本の「インターバル速歩」が世界で話題に 早歩きとゆっくり歩きを交互に メンタルヘルスも改善
2025年07月28日
肥満と糖尿病への積極的な対策を呼びかけ 中国の成人男性の半数が肥満・過体重 体重を減らしてリスク軽減
2025年07月28日
1日7000歩のウォーキングが肥満・がん・認知症・うつ病のリスクを大幅減少 完璧じゃなくて良い理由
アルコールと保健指導
無料 メールマガジン 保健指導の最新情報を毎週配信
(木曜日・登録者11,800名)
登録者の内訳(職種)
  • 医 師 3%
  • 保健師 47%
  • 看護師 11%
  • 管理栄養士・栄養士 19%
  • その他 20%
登録はこちら

ページのトップへ戻る トップページへ ▶