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食にまつわる文化・習慣は、健康に密接に関連します!
2014年05月16日
新連載「食文化・食習慣」(西内 義雄/医療・保健ジャーナリスト)を公開しました。医療・保健ジャーナリストとして活動する筆者が、専門テーマとする「地域・地区診断」の取材活動より得た食にまつわる文化・習慣と健康の関連について紹介します。
ところ変われば「当たり前の尺度」も変わります。外国に旅行に行くとよく分かることですが、日本の中でも関東と関西の当たり前は違います。都道府県や市町村単位でもさまざまな違いがあるものです。なかでも食にまつわる文化・習慣は、健康に密接に関連するものなので、ぜひとも注目していただきたい分野です。
たとえば日本人なら誰もが使う醤油。言葉にすればひとつの単語でも、味は地方により大きく異なります。そばやうどん、お稲荷さんなども味付けや見た目にかなり差が出ます。きっと皆さんもどこかでそれを体験し「おもしろい食文化があるものだ」と思った経験があるはずです。
でも、ちょっと考えてみてください。逆に皆さんの住む地域の食だって「変わっている」と思われている可能性はありませんか?
そのあたりをしっかり理解することが、地域保健でよくいわれる「地域・地区診断」の重要な鍵になると思うのです。ここでは地域密着の食材が揃う、スーパーマーケットの売り場などからその鍵を探り、地域に多い疾病などとの因果関係などまで掘り下げてみたいと思います。
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