オピニオン/保健指導あれこれ
がん治療と仕事の「両立支援」を考える~産業保健師の乳がん経験~
No.7 職場に話す~千羽鶴に込められた想い~
パナソニック健康保険組合 保健師
2019年02月18日
職場の仲間への“申し訳ない”気持ち

応援してくれる仲間の存在
朝会で、仕事で関係のある人事担当者と健康管理室のメンバーにがんであることを話し、これから治療に入ることを告げました。 一人がこらえきれず涙を流すと、皆、涙目になってしまい、私まで涙ぐんでしまいました。 「みんな、わかっているよね。NK(ナチュラルキラー)細胞を増やすには笑いが大事。これから私が休みに入るまでの間、一人1日1回は面白いことを言ってください!これは業務命令ですよ。」と話すと、「横山さんのその命令が一番難しい!」と大笑い。 悲しく、暗い気分もふっ飛んでしまいました。私のために涙を流してくれ、応援してくれる仲間がいることを本当にありがたく思い、休みに入るまでの間、楽しく和やかな時間を過ごせました。ぶよぶよの千羽鶴

「がん治療と仕事の「両立支援」を考える~産業保健師の乳がん経験~」もくじ
- No.1 保健師として・患者として振り返る「乳がん経験」
- No.2 検診~がん告知 「胸にできものがあるようです」
- No.3 「がんが見つかったこと」を伝える
- No.4 病気を受け入れる
- No.5 病気を受け入れる 乳腺外科受診 精査~結果説明
- No.6 一流の保健師を目指して
- No.7 職場に話す~千羽鶴に込められた想い~
- No.8 幸せの感度を上げる~情けは人の為ならず~
- No.9 勇気づけられた言葉~祈っています~
- No.10 治療に向けての準備~治療中もおしゃれに~
- No.11 治療に向けての準備~サポーターを見つける~
- No.12 手術、抗がん剤治療、乳房再建に向けての準備
- No.13 「脱落した人はいない」
- No.14 治療を乗り越えるために( 1 )
- No.14 治療を乗り越えるために( 2 )
- No.15 乳がん治療を振り返って思うこと~寄り添い背中を押すことができる医療職~
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