No.13 「脱落した人はいない」
根治に向けて、抗がん剤治療を開始
退院後、乳腺外来で術後の経過を確認し、根治に向けての抗がん剤治療を受けるため、腫瘍内科に移りました。一方で、次の乳房再建術(インプラント挿入)に向けての処置や手術については、病院連携のクリニックですすめることとなりました。 腫瘍内科の主治医に、治療をしながら仕事をしたいことを伝えると働きながら治療をした方の例をもとに相談にのってくださいました。自宅療養の診断書の期間について尋ねると、職場の状況や副作用の程度によって働き方が違ってくるとのことでした。特に副作用の程度は千差万別で標準的なものはないとのことでした。 ただ、「副作用は大変だけれど脱落した人はいません。」と言われ、やるしかないと腹が決まりました。また、「運動をしている人は比較的副作用が軽いように思いますよ。」とアドバイスがあり、とにかく運動をしていこうと思いました。
私の場合は、通院治療で前半にAC療法(エンドキサン+アントラサイクリン系の組み合わせ)を3週間に1回、計4回。後半にタキサン系の薬を1週間に1回、計12回点滴治療を実施しました。点滴自体は3時間ほどですが、診察および血液検査をしてから当日の実施を決めるため、朝8時過ぎにオンコロジーセンターに入り16時頃終了と1日がかりでした。
年休をうまく使いながらなんとか働きたいと思い、主治医と相談した結果、前半のAC療法のほうがしんどいとうかがいましたので、念のため約3カ月の自宅療養の診断書をもらい治療に入りました。
家での過ごし方の準備
抗がん剤の副作用は、ほとんどの人に脱毛、白血球減少、嘔気、倦怠感、味覚異常等があるとのことでしたので、事前に治療を受けたことのある友人から日常生活のアドバイスをもらいました。 点滴後は思うように動けずトイレに行くのもつらくなる、食欲が出ないため気を付けていないと体重が落ち体力がなくなっていくとのことでしたが、後半は少し副作用が弱まるので、その間に積極的に歩いて体を動かし、次の点滴に向けて準備をしておくようにとのことでした。
●主治医に治療をしながら仕事をすることを相談する
●主治医の言葉
・副作用は千差万別、職場環境、働き方もそれぞれ違う
・「脱落した人はいない」
・運動する人は副作用が少ない傾向がある
●抗がん剤治療に向けての準備
・主治医と相談し念のため約3か月の自宅療養の診断書をもらう
・治療を受けたことのある友人からアドバイスをもらう
・副作用を想定し生活に必要なものを準備しておく
本サイトに掲載されている記事・写真・図表の無断転載を禁じます。

